知財と社会シリーズ 第三弾 <SDGsと知財>
2022年11月21日
突然ですが、皆さんの会社では自社の保有する技術情報等をどのように活用されていますか?
技術情報の代表として挙げられる特許情報は、企業の無形資産を見える化するためのツールとして用いられており、
多くの企業で、自社の強みや競合他社の動向を把握する際に用いられています。
また最近では、投資家が知財技術に関するデータに基づいて企業価値の変化を分析するという例もあるようで、無形資産の情報を投資判断に活用する動きもみられています。
ESG投資(「財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のこと」*1)という言葉を新聞やニュースで見る機会も多くなりましたが、これまで投資家や金融機関は、環境面での起業活動等について(例:製品開発の際に大気汚染を引き起こす等)ネガティブな要素として着目し、投資対象から排除するというような消極的な態度をとっていましたが、近年では、上記のようなESG投資の高まりにより、例えばCO2削減に貢献する技術解決手段の実現を目指す企業の無形資産情報を分析して投資判断を行い、その実現を資金提供面でサポートする等、積極的なアクションをとることが求められてきています。
このように特許情報は、知財部/開発部だけが見るものにとどまらず、金融・投資関係への活用も期待されており、
各企業は自社の知財・無形資産を明確化することが重要となってきます。
弊社も、知財情報サービスを提供することで、
積極的なESG投資を後押しし、ひいてはSDGs達成に貢献できたらと考えています。
参照:
*1 https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/esg_investment.html
参考
https://www.jpx.co.jp/corporate/sustainability/esgknowledgehub/disclosure-framework/02.html
技術情報の代表として挙げられる特許情報は、企業の無形資産を見える化するためのツールとして用いられており、
多くの企業で、自社の強みや競合他社の動向を把握する際に用いられています。
また最近では、投資家が知財技術に関するデータに基づいて企業価値の変化を分析するという例もあるようで、無形資産の情報を投資判断に活用する動きもみられています。
ESG投資(「財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のこと」*1)という言葉を新聞やニュースで見る機会も多くなりましたが、これまで投資家や金融機関は、環境面での起業活動等について(例:製品開発の際に大気汚染を引き起こす等)ネガティブな要素として着目し、投資対象から排除するというような消極的な態度をとっていましたが、近年では、上記のようなESG投資の高まりにより、例えばCO2削減に貢献する技術解決手段の実現を目指す企業の無形資産情報を分析して投資判断を行い、その実現を資金提供面でサポートする等、積極的なアクションをとることが求められてきています。
このように特許情報は、知財部/開発部だけが見るものにとどまらず、金融・投資関係への活用も期待されており、
各企業は自社の知財・無形資産を明確化することが重要となってきます。
弊社も、知財情報サービスを提供することで、
積極的なESG投資を後押しし、ひいてはSDGs達成に貢献できたらと考えています。
参照:
*1 https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/esg_investment.html
参考
https://www.jpx.co.jp/corporate/sustainability/esgknowledgehub/disclosure-framework/02.html