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【WIPO】PATENTSCOPE:新たに化学構造式検索機能を提供
2016年10月20日
IPニュース
日本・PCT
世界知的所有権機関 (WIPO)が提供するPATENTSCOPE(特許検索データベース)に化学構造式検索機能が新たに実装されました。2016年10月3日より化学構造式を描画エリアに入力したり化学記述ファイルをアップロードして検索することが可能になりました。

化学構造検索の考え方は次のような検索機能を提供
・特許文書中の化合物名を認識する
・特許文書に埋め込まれた図面からその構造を認識する

化学検索はタイトル/要約/クレーム及び説明フィールドに適用され、開発された数式でのみ動作する。

現在、英語とドイツ語における公開されたPCT出願(1978年以降)と、USのNational collection(1979年以降)とが検索対象であるが、将来的には多言語も対象になる。
【WIPO】PATENTSCOPE:新たに化学構造式検索機能を提供
以下の添付ファイルは、PATENTSCOPEの概要(WIPO)である。

PATENTSCOPEとは

WIPOが提供する無料の特許情報検索サービス
・4,900万件以上のPCT出願、国内及び広域特許コレクションを同時検索可
・明細書及び請求の範囲の機械翻訳による即時翻
・多言語検索機能(CLIR)
・48の官庁が国内段階移行情報を提供


参照サイト:【WIPOのPATENTSCOPEニュース】

PDF資料 news_pdf01_20161203120541.pdf