「知的財産プロフェッショナル」集団

【日本-インドネシアとの審査協力】

日本特許庁は、インドネシア知的財産権総局（ＤＧＩＰＲ）と会談を行い、2013年6月1日より特許審査ハイウェイ（ＰＰＨ）の試行プログラムを開始することに合意しました。

これにより、ＤＧＩＰＲが受理したＰＣＴ国際出願に対して、日本国特許庁が国際調査・国際予備審査を実施することも可能となります。

この結果、アセアン（インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの 6 か国）の全ての国において、日本国特許庁が国際調査等を実施できるようになります。

☆インドネシア知的財産権総局（DGIPR）への申請
◎日本国出願の国内段階審査結果又はPCT国際段階成果物を利用したPPH
（日インドネシア特許審査ハイウェイ試行プログラム・ガイドラインより）

日本企業は、本ＰＰＨを利用することでインドネシアにおいて特許を早期に取得することが可能となり、事業展開の円滑化を図ることが可能となります。


ＰＰＨ試行プログラムの試行は2013年6月1日から3年間行い、2016年5月31日に終了いたしますが、インドネシア知的財産権総局と日本国特許庁の調査と評価の後に延長される可能性があるようです。