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欧州特許庁（EPO）は， 欧州特許条約（EPC）規則36(1)に係る自発的又は義務的な分割出願期限の起算点となる「審査部の最初の通知」から「EPO Form 2001A」を除外することを公表（2012年12月20日）。

EPOは、否定的な欧州調査見解（European Search Opinion）に対して出願人が応答しなかった場合に「EPO Form 2001A」を自動的に発送して、同見解に対する応答を出願人に求めていましたが、当該通知が分割出願の期限起算となる「審査部からの通知」であるか否かについて疑義が生じていたようであります。

そこで、今回の規則一部修正により 「EPO Form 2001A」をEPC規則36(1)に係る分割出願の期限の起算点とせず，最先の出願について、「審査部の通知」に明確に該当するEPC94条(3)及び同規則71(1)～(3)に関して発した最初の通知を分割出願の期限の起算日とすることとなりました。